日本映画テレビ技術協会は、中部支部当番幹事[野々部英二支部長/テレビ愛知馨により、下記要領でテレビ映像部会第54回特別部会[テレビ映像部会:佐藤一裕部会長(NHK)、古川誠一副部会長(NTV)、陣内孝夫副部会長(EX)]を開催します。参加は、会員の方はもちろん、非会員の方も大歓迎です。お誘い合わせの上、奮ってご参加戴ければ幸いです。
 
日 時: 2013年2月21日(木)午後2時〜(開会予定)
会 場: 東海テレビ放送 会議室
(名古屋市東区東桜1−14−27  TEL:報道スポーツ局 052-954-1180)
http://www.mapion.co.jp/phonebook/M10015/23102/L23102021100000000004/
会 費: 6,000円(会議、懇親会)
※会議のみ参加の場合、資料代として1,000円を頂戴します。
※会議終了後、講師を交えての懇親会を開催いたします。
※懇親会会場
ケンボー
東区東桜二丁目15−27
東海テレビ様から徒歩10分以内
http://tabelog.com/aichi/A2301/A230104/23019883/
※宿泊について
東海テレビ放送様より徒歩5分のところにある「ホテルルートイン名古屋栄」にシングル(喫煙、禁煙)をご用意しています。
宿泊をご希望の方は、申込みフォームにてお早めにお申込ください。
ご希望多数の場合、お申込み順とさせていただく場合がございますので、ご了承願います。  
※宿泊費は、6,300円程度(朝食付)となります。当日ホテルに直接お支払い戴きます。

ホテルルートイン名古屋栄
http://www.route-inn.co.jp/search/hotel/index.php?hotel_id=552
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4丁目7番12号  TEL: 052-259-7300
お問い合わせ: (社)日本映画テレビ技術協会 事務局担当:吉野
〒103-0027東京都中央区日本橋1-17-12 日本橋ビルディング2F
TEL:(03)5255-6201[代]  e-mail:seminar@mpte.jp
申込締切: 2013年2月5日(火)
申込方法: 下記申込みフォームよりお申込ください。

 
演  題
1.テレビ放送におけるラウドネス運用の開始と今後について

講 師
岡本幹彦氏(NHK 放送技術局制作技術センター番組制作技術部 専任部長)
松永英一氏(フジテレビジョン 技術局制作技術センター制作技術部 エグゼクティブエンジニア)


テレビ放送における番組間、放送局間の音量差問題を解消する新しいものさし“ラウドネス”。日本国内では、2011年3月に、ITU-Rの国際勧告を受けてARIB TR-B32「デジタルテレビ放送番組におけるラウドネス運用規定」が発行され、その後、NAB技術規準T032「テレビ放送における音声レベル運用規準」、NHK技術基準「デジタルテレビ放送における音声レベル管理基準」といった、放送局の“ラウドネス”運用規準が相次いで策定されました。民放連加盟テレビ局では、昨年の10月1日に、T032の運用を開始しました。また、NHKでも2013年度番組改定からの本運用に向け、1月から一部番組で先行運用を開始しています。ここでは、民放局での運用状況やNHKの取り組み、今後の展望などについてお話を伺います。
 
2.映像技術賞(ドキュメンタリー部門)受賞作品
『NHKスペシャル 仁淀川 青の神秘』撮影報告」

講 師
世宮大輔氏(NHK 高知放送局 カメラマン)


平均水質全国一位を記録した清冽なる川を扱った映像表現番組「仁淀川 青の神秘」制作における、デジタル一眼レフ、ハイスピードカメラ、水中ハイスピードカメラ、超高感度カメラ等のデジタル機器を駆使した撮影技法のお話を伺います。
 
3.ローカルドキュメンタリー番組の映画館上映への取り組み

司会進行
阿武野勝彦氏(東海テレビ放送 報道スポーツ局 プロデューサー)
パネラー
伊東英朗氏(南海放送 テレビ局制作部 マネージャー)
渡辺勝之氏(岩波書店 編集局 編集者)
平野勇治氏(名古屋シネマテーク 支配人)


国際社会やファッション、流行とも縁のない、ニッポンの片隅から発せられる小さな声にこそ、この国の今を揺るがす問題の根っこがあると言われ、それと真摯に向き合った地方局発ドキュメンタリーには、素朴だが真っ直ぐな正義感と情熱があります。しかしドキュメンタリー番組の多くは一部を除いて、地方のそれも深夜の時間帯で1回放送されるのみというのが普通です。とても良質なドキュメンタリーがたった1回しか、そのメッセージを発する場がないというのでは余りにも勿体ない。そこで1年前、ある地方局がドキュメンタリーを全国の映画館で上映することを始め、その試みが今、少しずつ全国の制作者に広がりつつあります。ここでは番組制作者、映画館、ドキュメンタリー研究者を交え、ドキュメンタリーを映画館上映することの意義、面白さ、今後の展望、そしてリスクなど、様々な側面についてのディスカッションをしたいと思います。
※テーマ、時間、講師等が変更になる場合があります。

 
テレビ映像部会 第54回特別部会
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