MPTE第36回勉強会 報告

MPTE第36回勉強会 報告

もっと聞きたい!~撮影現場を充実させる"ドラマ心"とは~

日 時       2018年2月15日(木)
        15:30~17:45(受付開始15:00~)
場 所        ナックレンタル 赤坂ビル1F会議室
講 師        飛地 茂 氏((株)バスク 顧問)
参加者        32名(当初の定員は25名を予定)
会 費        MPTE会員無料
協 力        (株)ナックイメージテクノロジー

 
概 要 ドラマ制作技術は、短期間で継承、育成が出来ない高度な専門技術力の一つと言える。継続的な育成計画に基づいたスタッフ構成など、空洞化を作らないことが大切だ。「坂の上の雲」をはじめ、大河ドラマ、朝の連続テレビ小説など多くのテレビドラマ制作を手掛けられた 飛地 茂 氏(現・㈱バスク顧問/カメラマン・撮影監督・TD)をお迎えし、撮影者としての姿勢、心構えなど、撮影現場ではめったに聞けないお話を伺った。
当 日 15:30- 開会、ごあいさつ
15:35- 講演 ①カメラマンになりたい
        ②ドラマ制作との出会い、創造力の源
        ③ドラマ制作、創造の世界へ
        ④40年を振り返って
17:15- 質疑応答など
17:45- 閉会
講師:飛地 茂 氏
会場の様子
 

今回の勉強会は少人数で講師を囲み、先輩が後輩に経験談を語るような形で実施しました。映像制作に携わる若い人達には、制作現場の面白さを少しでも感じてもらい、現場のスタッフ一人一人の思いが表現できる環境に近づくきっかけになれば、年配の方にはご自身の現場時代を懐かしんでもらえればとの思いで企画しました。昨今の忙しすぎる現場では、なかなか聞くことのできない、映像制作者としての「心構え」、「人とのつながり」の大切さなどについて、元NHKカメラマン(現バスク顧問)の飛地茂様にご自身の豊富なドラマ現場の経験談を、実際のドラマ映像も交えて、語って頂きました。また、質疑応答の時間を利用して、若い参加者の方々から生の感想を伺えることができ、双方向の勉強会として一定の成果があったように感じました。今後も、このような企画を続けていければと思います。
今回の勉強会で、講師を派遣して頂きました、㈱バスク様、会場を提供して頂きました㈱ナックイメージテクノロジー様に心より御礼申し上げます。

(文:池田 龍一)