MPTE第42回勉強会 報告
MPTE第42回勉強会「聴能形成とは?」
専用システムを使ったゲーム感覚のトレーニング!
― 音を聴き分ける・音を語るためには ―日 時 2018年12月13日(木) 15:00~(受付開始14:30~)
場 所 株式会社オムニバス・ジャパン
赤坂ビデオセンターB1F試写室「Sofia」
講 師 吉岡 孝芳 氏
(日本音響エンジニアリング株式会社 技術顧問)
森尾 謙一 氏
(日本音響エンジニアリング株式会社
ソリューション事業部課長)
参加者 28名
会 費 MPTE会員 無料 / 非会員 2,000円-
概 要 音の違いとは一体何なのか。二つの似通った音の違いを説明する為には、どうすれば良いのか。 近年、以前にもましてさまざまな分野で音に対するデザイン、音質の評価が進んでおり、音の違いがわかる、音を語れる能力が求められている。そのような中で注目され始めている、音に関するトレーニング方法「聴能形成」に ついて、デモンストレーションを交えて紹介して頂いた。MPTE勉強会"初"となる、トレーニング形式の勉強会である。 当 日 1)自動車開発における音の評価
講師:吉岡 孝芳 氏(日本音響エンジニアリング株式会社 技術顧問)
2)聴能形成とは?
講師:森尾 謙一 氏(日本音響エンジニアリング株式会社 ソリューション事業部課長)
資料ダウンロード(抜粋版)
3)実演&トレーニング森尾氏(左)、吉岡氏(右)タブレットでクイズに回答する参加者最初に、基本的な「聴能形成」について解説頂いた後、ハイブリッド車など自動車の振動騒音性能開発等に携われた観点からの「音の評価」についてお話を伺った。自動車業界の"音"事情は、映像業界にも思いがけないヒントとなり、講演後の質疑応答では熱心な質問が続いた。 トレーニングは、参加者一人ずつにタブレットが配布され、実際の音(音の高低、音の大きさ、音圧の違い、周波数)を聞きながらクイズ形式で音の違いのメカニズムを学んだ。その場で参加者の正答率が発表されることで、参加者の反応を多く頂いた勉強会だった。