コンテンツ制作の現場でもSDGsの観点から、カーボンニュートラル実現の取り組みが始まっています。そのような観点から、今回映像プロセス部会では、CO2削減に有効なバーチャルプロダクションと、コンテンツ制作時のCO2排出量を案件単位で算出することができる映像制作カーボンカリキュレーターを取り上げ、下記の通り特別セミナーを開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
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日 時 |
2024年2月7日(水)13:30~17:00 |
開催場所 |
Hibino VFX Studio |
会 費 |
個人会員:無 料
法人会員:2,000円(当日ご参加確認後、請求書をお送りします)
非会員:4,000円(同 上)
学 生:無 料
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定 員 |
50名 |
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講 演
13:40~14:40
① バーチャルプロダクションの概説と実演デモ (13:40~14:40)
講師:株式会社 東北新社/WTFC プロデューサー 金子 涼平
ヒビノ株式会社 プロデューサー 東田 高典
株式会社 オムニバス・ジャパン プロデューサー 徳重 岳浩 |
昨年来CMやドラマ制作等においていよいよ活用が本格化している「バーチャルプロダクション」について、その利用の拡がりや基礎的な技術ナレッジを*メタバースプロダクションのスタッフが概説します。
また、会場となるHibino VFX Studio常設の大型LEDに実際に3DCGアセットや実写アセ
ットを投影したデモ撮影を行います。 |
*東北新社、オムニバス・ジャパン、ヒビノ、電通クリエーティブキューブ、電通クリエーティブXによる共同プロジェクト。
2021年12月の発足以来、「映像制作プロセス効率化」「温室効果ガス削減」を目指し、バーチャルプロダクションをはじめとするPX(プロダクション・トランスフォーメーション)サービスの開発/提供を進めている。
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14:50~15:50
② 映像制作カーボンカリキュレーターの紹介[開発背景の概説/入力実演デモ]
講師:株式会社 電通 パブリック・アカウント・センター
シニア・プロデューサー 荒木 丈志
株式会社 電通クリエーティブX ビジネスイノベーションデパートメント
プロセスマネジメント部 PX課
サステナビリティ プロダクション マネージャー 尾形 麻子
メタバースプロダクション部 長谷川 徹
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映像制作おけるカーボンニュートラル実現への取り組みは、日本ではまず広告業界において、昨年より始まっています。そこで必要となるツールが、CO2排出量を案件単位で算出することのできる「映像制作カーボンカリキュレーター〈CCMP〉」です。
本セミナーでは、広告業界での取り組みの背景から解説し、*メタバースプロダクションと電通により開発され既に実案件で利用されている〈CCMP〉の入力デモをご覧いただきます。
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16:00~17:00
③ICVFXとxR– 課題とソリューション
講師:Disguise Japan合同会社
副社長 飯田 厚二(マーケティング&業務執行役) |
Disguiseは、メディアサーバーを中心に据えたソリューションを提供する企業です。LEDウォールを用いたバーチャルプロダクションの中核デバイスとして、世界中で多くの実績があり、さまざまな制作においてサポートとソリューションを提供してきました。今回は、これらの経験をもとに以下の内容についてお話しいたします。
- Disguiseとバーチャルプロダクションの関係
- LEDウォールを使用したバーチャルプロダクションの基礎事項
- Disguiseのソリューションが可能とすること
- 現存する様々な課題
- 課題に対するソリューション
- 国内および海外の実際の事例
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※本件の問合せ先:日本映画テレビ技術協会 毛塚 kezuka@mpte.jp
主催:一般社団法人 日本映画テレビ技術協会
共催:特定非営利活動法人 映像産業振興機構 |
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