技術研究活動のご紹介
ISO/TC36
ISOには様々なジャンルの規格があります。ジャンルごとに専門委員会(TC)があり、「TC36」 は映画部門の専門委員会で、国際規格の制定・改訂・廃止等の審議を担当しています。当協会は、ISO /TC36国内協議会(国内審議団体)の事務局を務めております。
MPTE勉強会
日本映画テレビ技術協会は、会員の皆さまへタイムリーな勉強会を積極的に開催致してまいります。開催して欲しいテーマ、ご要望がありましたら是非ご連絡を御願いいたします。また法人会員様におかれましては、自社PRの場としてもご活用頂ければ幸いです。協会が時代に添った活動が出来ますよう、会員の皆様からのご意見、ご要望をお待ちしております。
MPTE基礎技術セミナー
基礎的な技術知識を提供する目的で開催していおります。
内容としては、映像信号の基礎、カラーカメラの原理といった入門編から、撮影、照明、録音、音声、美術、編集、アニメ、VFX等の技術の基礎といったStep-upコースまで、多方面にわたる内容を提供して参ります。
経験者の方にも参考になる内容となっておりますので、皆様ご参加ください。
撮影部会
撮影部会は、 1966年にニュース短編部会として発足し、ニュース、短編映画のカメラマンを中心に研究会等を開催、1983年に撮影部会として映画のカメラマンも加わり、撮影部会特別研究会、研究試写会(科学映画、短編記録映画、劇場用映画)、セミナー等を開催し、活発に活動を続けています。2008年は、特別研究会として「弁士が語る無声映画の魅力と上映会」と題し、活弁士・澤登翠さんに無声映画の魅力をたっぷり語っていただきました。デジタル映像、3D映像が話題の昨今、撮影部会は、今後も温故知新をモットーに活動を続けてまいります。
映像プロセス部会
映像プロセス部会は、1964年に「現像部会」としてスタートし、フィルム現像に関する研究会を行ってきました。時代と共にその名称を「現像ビデオ部会」から「フィルム・ビデオプロセス部会」(略称:FVP部会)と改称し現在まで活発に活動を行ってきましが、2012年度より、デジタル時代に相応しい名称として「映像プロセス部会」と改称し、新たなスタートをきりました。毎年6月に「特別部会」を開催し、タイムリーなテーマを取り上げ、会員同士の親睦を深めています。また秋には、映像制作に携わる方々を対象に、現場の第一線で活躍されている講師により「わかり易く、役に立つ技術」を目指して、次世代を担う技術者を育てるセミナー「映像技術基礎知識セミナー」を開催しています。映像プロセスの基礎知識は、昨今の急速な技術革新の中で益々重要となっています。映像プロセス部会は、これらの他に、年に数回の研究会、セミナーを開催し、技術の向上を図っています。
テレビ映像部会(2014年終了)
1961年に日本テレフィルム技術賞(映像技術賞の前身)の創設を機に、本部支部においてテレフィルム委員会が設立され、テレビ映像に関する講習会を活発に行っています。
また毎年秋には、テレビ放送の制作技術に係わる方々が一同に集う『テレビ映像特別部会』を本部支部持ち回りで開催し、その年の旬なテーマを企画しています。知識の吸収はもとより参加者間の交流を密にしていただく場として皆様に活用頂いています。
テレビ映像部会は、これからも「映像技術の進歩向上、映像業界の発展に寄与する理念」のもと、邁進して行きます。
アニメーション部会
1997年の「もののけ姫」空前のヒット以来、業界の周囲が騷がしくなり、各方面でのアニメへの関心が高まったことを受け、1999年、アニメーション部会が設立されました。現在、アニメ世界へのデジタル技術の浸透は早く、CG、VFX、3Dとアニメ制作技術に革命的変化をもたらしています。
アニメーション部会は、アニメの表現技術の調査研究、技術とツールのコラボレーション、規格・啓蒙・普及、表彰およぴ情報交換・交流を主軸に、「撮る」は元より、デジタル技術「創る(加工)」にも目を向け、映像文化の向上に寄与することを目指しています。そして、アニメ業界はもとより、映像業界に新しい制作技術のノウハウを発信し続けてまいります。
シアターシステム&ソリューション部会
6部会の一つであった「映画機械部会」が、2009年4月より「シアターシステム&ソリューション部会」(略称:TSS部会)」と名称を変更し、新たにスタートした部会です。
「映画館設計に始まり、映写機(プロジェクター)システム、音響システム、スクリーン設備等、上映施設のシステムに関連する全てのメーカー等が参加し、技術全てを網羅し研究開発・進歩向上を計り、業界および産業の発展向上を目指す」という目的を掲げ、活動を開始しています。
映像フォーラム