2011年度 第48回 フィルム・ビデオプロセス特別部会
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日 時 : 2011年7月6日(水) 15:00~17:50
会 場 : (株)IMAGICA 9号館研修室
参加者 : 64名遠藤副部会長(ナックイメージテクノロジー)司会のもと、下記の通り行われた。
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1.2010年度活動報告村井前部会長より、6月開催の第47回特別部会、11月開催の第8回映像技術基礎セミナー、2回開催した研究会等、活動報告があり、その後、任期満了に伴う挨拶があった。
2.2011年度 部会長・副部会長・運営委員の紹介部会長の村井邦久氏(ヨコシネディーアイエー)が任期満了に伴い、岸本義幸氏(東京現像所)が新たに就任。副部会長に遠藤和彦氏(ナックイメージテクノロジー)が留任、丸尾克彦氏(報映産業)が任期満了に伴い、内山高夫氏(富士フイルム)が新たに就任し、27名の運営委員にて活動することが報告された。
3.2011年度活動計画部会長より、今年度の主な活動として、特別部会、映像フォーラムにおいて、9/9の映像技術基礎知識セミナーを部会として担当、その他年2回の研究会を開催する予定があるとの説明があった。
4.「映画芸術科学アカデミーAMPAS-IIFの動向及びそれを活用したCMSソリューション」講師:内田充洋氏(富士フイルム㈱ 画像技術センター主任技師) 米国映画アカデミーで規格化が検討されているAMPAS-IIF(デジタル映画製作ワークフロー)の活動内容、規格概要、現在の状況について説明が成された後、その技術知見を反映して試作された、撮影現場向けプレビュー・グレーディングシステム「CCBox(仮称)」のデモンストレーションが行われた。
5.「ファイルベースの課題とこれから」講師:金子 隆氏(日本ヒューレット・パッカード㈱ 通信・メディアソリューションズ統括本部シニアコンサルタント)
現在の放送業界で進んでいるファイル化・ファイルベース化について、現状の問題点と課題について説明が成された後、今後の方向性について、効率化と低コスト化、変化への迅速且つ柔軟な対応をキーワードに、コンサルタントの視点から提言が成された。
6.協会報告櫛引事業担当常任理事より、本年9月8~9日に開催される「映像フォーラム2011」の概要について説明があった。
特別部会終了後、講師、参加者を交えて懇談会を開催。丸尾前副部会長司会により、星副会長挨拶、大森常任理事乾杯の音頭により開会。午後8時、岩鼻常任理事〆の挨拶にて、会は有意義の内に無事終了した。特別部会開催にあたり会場をご提供下さいましたIMAGICA様、機材等をご提供下さいましたソニー様、ナックイメージテクノロジー様、その他関係各位に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
尚、今回の特別部会の講演内容は、映画テレビ技術10月号(予定)に掲載致します。
(副部会長 内山高夫(富士フイルム))