北海道支部「8K‐SHV勉強会」の報告

北海道支部(石田雅年支部長<札幌映像プロダクション>)は、2015年2月7日(土)札幌大通り公園2丁目、及びNHK札幌放送局第1スタジオにて、「8K‐SHV勉強会」を開催しました。

 

日 時:2015年2月7日(土)15:00~21:00
会 場:札幌大通り公園2丁目/NHK札幌放送局第1スタジオ
参加者:約30名

内 容:
  札幌大通り公園2丁目中継現場にて8Kカメラ、伝送装置見学
  NHK札幌放送局第1スタジオにて350インチ大画面での8K映像視聴
  および8K制作に携わった技術者の方々による講演会

講 演:
 ①8Kコンテンツ制作に携わったカメラマンから制作時の経験談
   講師:三宅 貴 氏(NHK 制作技術センター 副部長)
 ②スーパーハイビジョンの今後の発展見通しについて
   講師:田中徹郎 氏(NHK 放送技術局 SHV技術推進専任部長)

北海道支部では8K‐SHVについて非常に関心が高まっているにも関わらず8K映像を 実際に見る機会がほとんど無い状況でした。今回NHK札幌放送局様のご協力で雪まつり 期間中行われた8Kスーパーハイビジョンパブリックビューイングイベントを勉強会の場 として設けて頂き8K‐SHVを体験し少しでも知識を得たいという会員らは講師の方々 の話に耳を傾け350インチ大画面を食い入るように見ていました。8K映像は実際に自 分の目で見ているかのような自分がその場所にいるような錯覚を感じるほど鮮明で奥行き感のある映像でした。撮影、編集環境における現状は決して整っているとは言えませんが2020年東京オリンピックに向けて着実に8Kは進んでいます。北海道支部も乗り遅れることなく8Kの知識を深めて行こうと考える勉強会となりました。

(札幌大通り公園2丁目に設置された8Kカメラ)

(札幌大通り公園2丁目会場)

(8Kスーパーハイビジョンカメラ)

 (北海道支部 石田優行)