2023 年度 東北支部 秋の映像セミナー 報告

日時:2023 年11 月5 日(日) 13:00〜17:00

会場:学校法人日本コンピュータ学園 東北電子専門学校 視聴覚ホール
    (Teamsウェビナー同時開催)

共催:一般社団法人 東北映像製作社協会

 

今年も、昨年に引き続き、東北電子専門学校の多大なるご協力を得て、秋の映像セミナーを開催しました。会場設営からカメラ、音声、照明、さらにオンライン配信まで全てを学生たちが行いましたが、大きなトラブルもなく無事実施することができました。以下、簡単ではありますが、概要だけでも知って頂きたくご報告いたします。

記:当協会東北支部長、NHK 仙台放送局 百崎 満晴

《セミナーテーマ》

『日々進化し続ける機器、それでも変わらぬ技術者魂がある』

 「恐ろしい時代になった」、そうつい呟いてしまいそうなほど、ここ数年の技術進化に驚きを隠せない。片手に収まるサイズのカメラで高精細な8K 撮影が可能になり、あるいは、人が認知できない音域まで全て記録できてしまうシステム開発、進化が止まらない。しかも、それらの技術を誰しもが手にすることが出来る時代がやってきた。つまり、プロの技術者と一般ユーザーの境界はさらにあいまいになっている。そんな時代に身につけるべき技術とは何か。今回のセミナーでは、第一線で活躍する技術者たちに伺います。

司会 高橋 孟臣(東北電子専門学校 映像放送科2 年)
参加人数 会場:学生含む68名
     オンライン参加者:7名

 

第一部 座談会「それって、今、面白いですか?」

 「若者の業界、現場離れ」が騒がれる中、では実際に映像業界の現場で働く若者たちは、今、何を思うのか、やりがいを持って働けているのか、若者たちの本音に迫ります。

〔登壇者プロフィール〕

岩﨑 響(いわさき・ひびき)
㈱テレモアドットコム 編集ポスプロ担当

宮城県仙台市出身。東北電子専門学校を卒業後、一旦は東京のポスプロ専門会社に勤めるが、5 年を機に地元仙台に戻る。現在は、CM や企業PV、TV 番組の編集を担当。

 

佐藤愛未(さとう・まなみ)
㈱プライド・トゥ ディレクター・撮影・編集

山形県酒田市出身。東北電子専門学校を卒業後、地元就職を希望、現職に就く。入社して9 年、TV 番組・CM・企業PV・記録撮影などの企画制作に携わる。

 

田中幸実(たなか・ゆきみ)
㈱クリエイティヴスタッフ 音声・照明

青森県十和田市出身。東北電子専門学校卒業後、一度は業界に入ることをためらったが、仙台の制作会社に就職。ニュース報道の現場や、ドキュメンタリー番組のロケ音声を担当。

 

〔就職を決めたポイント〕

(岩崎)元々編集が好きで仕事をするなら、「まず関東に出て学べ」という指導もあって、東京のポストプロダクション専門の会社に就職を決めました。
(佐藤)仙台に来てホームシックになった経験もあって、就職するなら地元山形に戻ってと思っていたところ、今の会社の説明会で、パラグライダー撮影の話を聞いて、「山形でもすごいことができる」って衝撃を受けて、そこでなら、いろんなチャレンジもできるかなと。
(田中)私は音響を学んでいたのですが、ちょっと苦手意識もあって、一般企業への就職を考えていたのですが、先生に「一社くらい受けてみたら」と促されて入った。安易な選択でした。

〔就職してみて思うこと〕

(佐藤)就職して2、3 年目までは特に、学校で学んだことをうまく活かせない自分が悔しくて、大変でしたね、まだまだ男性陣の多い現場、ちょっと辛かったところもありました。それでも現場で苦労して番組作りをしている先輩の背中を見るうちに、すごいなぁって、自分も弱音は吐けないなと。

(岩崎)最初の4年間はベテランオペレーターの助手としてつくことも多く、いろんなことを横で学べたのが大きいですね。ものごとを考える上での引き出しがどんどん増えていく。3、4 年目には自分なりの提案が出せるようになって、何かクリアーしたような成長した感がありました。ところが、新型コロナに、五輪延期が重なって、業務量も賃金も下がり、東京での生活も苦しくなって、一度考え直した方がいいんじゃないかと。それまでのポスプロ経験を活かせる場として、地元仙台の会社を選んだ感じです。

 

〔やりがいを感じる時は〕

(田中)私が仕事を始めたのが、震災4 年目の頃、沿岸部での取材は、気が引ける部分もあったのですが、取材で伺うと、むしろこちらの方が学ぶことや、得られることも多くて、本来、カメラやマイクを向けるのもはばかられるような辛い話しを聞くこともあり、けっこう迷惑なはずなのに、逆に「取材してくれてありがとう」って言われたときなんかは、人として、人間として、良かったなぁみたいな。あと、カメラマン助手的な仕事でもあるので、カメラマンのちょっと先の行動を読む力、周囲への気遣いができてくると楽しいし、嬉しいですね。

 

(佐藤)忙しくて制作してる間は、やりがいを感じてる暇はないのですが、放送後に取材先からお礼の言葉を頂いたりすると安堵しますね。入社当時から8年間ずっと追いかけてきた女子相撲の企画は、いくつかの賞も頂いたのですが、それは別な喜びもありますね。当時小学1 年生だった子が、今は中学3 年生。だいぶ大人になってきたのですが、カメラを嫌うことなく、ありのままの姿を私に見せてくれて、そういう部分も含め、やっぱり第三者、世間の目に評価してもらうと、励みになりますし、これからも精一杯やらなければと、気持ちが引き締まります。

 

2019 年「ぶちかませ! 小町~泣き虫相撲っ娘の挑戦~」(山形放送)
・ 東北映像フェスティバル2020 映像コンテスト 番組部門 大賞・東北総合通信局長賞
・全映協グランプリ2020 番組部門 優秀賞
・ 2019 日本民間放送連盟賞 テレビエンターテインメント番組 最優秀賞
2023 年「ぶちかませ! 小町~泣き虫相撲っ娘のミライ~」(山形放送)
・ 東北映像フェスティバル2023 映像コンテスト番組部門 大賞・東北総合通信局長賞

(岩崎)他の人の意見や、感想を聞くだけでも、すごくモチベーションが上がりますね。クライアントから「編集かっこよかったよ」とか直接メッセージを頂くと「やって良かったな」って、やり甲斐を感じます。一方で、地方ではやはり、徐々にですけどディレクター職にも幅を広げていく必要を感じています。企画提案から、ロケ撮影、編集と一貫して行えるのも魅力ですし、そういうところも、先輩たちから多く学んでいきたいですね。
(田中)新しい機材も増えて来ますし、音声としてロケだけではなくミキサー卓など、もう少し幅を広げていく必要性を感じています。又、徐々に後輩もできてくる中、ロケ音声として現場に入る魅力、人として、取材を通してつながっていくことの魅力や、面白さも伝えていかなければと、そこが少し課題ですかね。給与面は、旅行も行けますし、有休もとれます。お金はいくらあっても足りませんが、お金で買えない経験をさせてもらっています。
(佐藤)取材の難しさ、怖さも感じ始めています。長期取材の中で、家族のような関係性だからこそ撮れる部分と、逆に深く入ることの怖さもあります。小さい頃からメディアで「女子相撲をやって強い子」とキャラ付けされ、放送することが、かえって彼女を追い込んでしまう。そんなジレンマがあります。今はまだ「期待されるのは嫌いじゃない」と言ってくれているので、そして、放送が縁で、全国で同じような境遇の方々と交流が生まれていることもあって、取材を続けようと思っていますが、メディアの良い面、悪い面、両方あるなぁと。

第二部 講演「音屋として外せないものがある」

舞台から、TV 中継、MA ミキサーと音声現場の、全てを知り尽くした音声マイスター。アナログ時代から最新の音響技術に至るまで、その通底に流れる「音屋魂」について伺う。

講師 佐々木学 氏(ミヤギテレビサービス・音声)

〔MADI とDante・音声伝送方式について〕

まずはMADI(マディ)ですが、これは同軸1 本で64ch取り扱える方式です。タイムラグもほぼなく転送できます。もう一つの特徴は、長距離伝送が可能ということ。光ファイバーケーブルを使えば最大2000mまで可能。例えば、ゴルフ場、サッカー場などでも、この細いケーブル1本延ばせば十分ということになります。さらに、音声信号だけでなく、Pro Toolsなどのエディットデータも扱えるので、データに沿って、フェードカーブをコントロールでき、いつどのタイミングでどのフェーダーを上げるなどの操作も可能です。
次にDante(ダンテ)ですが、各機器をLAN ケーブルでつないでコントロールするシステム。例えば、この会場でモニターに出すハウスミックスと、マイク一本一本をパラ収録するためのMix 卓、配信用卓とを、結ぶ必要がありますが、それをLAN ケーブル1本で分配できるようにする方式です。オーストラリアのオーディオメーカーが開発したのですが、今YAMAHAのコンソールを中心に広く、コンサートホールや競技場、サッカー場などで展開されています。
Dante は全ての機器をインターネットプロトコルによって、パケット化されるため、管理がとてもしやすいという利点があります。ケーブルもインターネットと同じケーブルですね。先ほどのMADI と比べると、設定に手間がかかるのですが、常設の会館やホールであれば、さほど問題ありませんが、都度、持ち出して使うケースでは、やや面倒かもしれません。それと、バケット化する際にディレイが生じてしまうので、リアルタイムより少し時間が遅れるというデメリットもあります。ただし、そのディレイに関しても設定の手間に関しても、ずいぶんと改良されてきていますし、これからも相当開発されて使い易いものになっていくと思います。

 

〔32 bit フロート録音ついにて〕

32 bit という音の処理帯域のお話しです。今、これが世の中に登場してきて、「音屋、音声マンはいらないんじゃないか」とまで言われています。それはなぜかというと、莫大なダイナミックレンジ(帯域)を収録できるフォーマットだからなんですね。「音のRAW収録(生データ収録)」とも呼ばれます。
今まで使われてきた16 bit だと、音の割れる限界値が、96.3 ㏈、24 bit で、144.5 dB。どれくらいの音がというと、耳はもう壊れてしまいます。144.5 dB を再現することは、この実空間では厳しいかと思います。なので、24 ビットの音域を持っている収録機器できちんとマッチングができていればとりあえずは歪まない、ということ。それが32 bit となると、1528 dB ですから、宇宙レベル。もしこの音を聞いたら割れるどころではない、耳がなくなるくらいの大音量です。これは計算上の数値で、実際には存在しない音ですね。
参考までに、人の普通の会話で50~60 dB、激しいロックコンサートのスピーカー前で120 dB なので、32bit フロート録音したら、そういう音であっても絶対に歪まないとう数値なんです。
ただ、巨大音量を録音するときでも、ある程度入力ボリュームは上げておく必要があります。この会場のような、とても静かな環境でも、カメラのファンの音や空調の音が同時に入ってきてしまうわけです。それをちゃんと調整する人が必要だと思います。今後AIが進化してある程度自動化されても、そういった機器を管理する、操作できる技術が、これからの音声マンには必要になると思います。現場の臨場感をきちんと伝えるためには、AI 技術にはできない指の感覚、フェーダー操作が求められます。人の指のちょっとした圧力の感覚が良い作品を産むということを常々実感しておりますので、そこはAI に負けないで、皆さんも切磋琢磨して上手に音をミキシングして頂けたらと思います。

第三部 講座「リアルであること…ドキュメンタリー撮影の心得」

講師:井上秀夫 氏(NHK・ドキュメンタリーカメラマン)
第76 回MPTE AWARDS 2023
〈映像技術賞放送作品撮影部門〉受賞
ETV 特集『ソフィア百年の記憶』

秀逸なドキュメントシーンに加え、その圧倒的な映像美、独創的なイメージ映像は、どうやって産み出されたのか、リアルであることと、創り込むこと、そこを行き来する“撮影する心”についてお話しを伺う。
聞き手 百崎満晴(筆者)

 

(井上)経歴は、1975 年生まれ。当初は大学を出て教員を目指していたのですが、ちょっと社会勉強したほうが良いかな、くらいの思いで、テレ朝系列の技術会社に入りました。カメラマン助手から始めて4年。最後の半年くらいニュースカメラマンとして働きました。入った当初は、文系ですから技術的には大変でしたが、案外スポーツ的なところもあって、練習すれば確実に伸びるものでしたし、周りも意外と普通の人、いろんな人がいましたし、ど素人の僕ですら、こうしてやっていられるのですから、この業界の敷居の低さ、間口の広さは実感しますね。その後、NHKに中途採用で入りますが、あとはずっと現場で、取材先含め、人として様々教えられた、鍛えられた感じですかね。

〔印象的な映像が生まれたわけ〕

(井上)この番組で難しかったのは、現在のドキュメントと、過去の資料映像、接写や歴史パートをどうやって見せていくのか、いかに歴史勉強番組にしないか、緊張感を持って視聴者に見てもらうために何が出来るか。そこを考えた。そこを考えたときに、貴志さんから「今回はハイスピードで撮ったらどうか」というアイディアを頂いた。

*貴志謙介さん(NHK・OB で数々の名作を世に出した映像派ディレクター)

ドキュメントの現場は一発勝負。レンズ交換している暇はなく、ズームレンズを念頭に機材を選んだ。逆に接写などイメージカットはこちらの都合で、何度でも撮り直しができるので、ハイスピードも可能なSony α7Ⅲ 一眼デジ。ドキュメント部分はキャノンC200 に18─80 mm シネマレンズをつけました。F 値が4.4。それだと、ボケすぎず、ほどほどにピントフォローもしやすいので、追いかけやすい。
(百崎)おそらく接写にしても、細かいディテールにもこだわって丁寧に作られているのが分かりますが、ドキュメント部分でも、ディテールの部分もすごくこだわっているのかなと。例えばこの母とロシア時代の教科書を見る場面、光もすごく意識されて撮られているのかと思いますが…。
(井上)光は意識はしてます、常に。ざっくり言えば、ベタじゃないほうがいい。なるべく斜光に見せる、計算はします。取材先の都合最優先ではありますが、日の当たり具合によって、シーンの撮る順番を柔軟に考えますね。
(百崎)元歴史教師のシーンも、手元のろうそく灯りがあるだけでずいぶんと雰囲気が変わる。どういう灯りの中で聞くか、環境次第で出てくる言葉も、テンションも変わる。ドキュメンタリーはリアルなんだけど、どこかでは、こちらが関与したある種の演出が入った上でのリアルって言うところがありますよね。

(井上)ドキュメントって、ややもすると「リアルであればいい」、「ありのままを撮ることがドキュメンタリーだ」みたいに、思う人がいると思いますが、極端な言い方をすると、それならカメラマンはいらない。
ディレクターが現場に行ってリアルに愚直に撮れば、それがドキュメントだという風になりかねない。リアルな現場の中にも、ちょっとした働きかけ、ロウソクを置いたり、日の光を計算することをやっていかないと、映像の質はどんどん落ちていく気がします。リアルであれば何でも良いと割り切ってしまうと、映像の質が落ち、引いては映像が持つメッセージの力、人の心に届ける力を弱めてしまう気がします。やっぱり美しい映像の方が見てくれる気がします。
(百崎)それは単純なビジュアルとしての美しさではなく、そこになんらか人の心を動かす、思いや意思が込められている、から心に刺さる。もちろん見た目の美しさもあるが、何をどう美しがるか、どの角度から美しさを見るか、そこが一番カメラマンに問われる、怖いところでもありますよね。
(井上)やっぱりそこに人がいて、物事が動いている時にも、美しさがあって、それを美しく撮れることも大事なのではないかと最近思いますね。目の前で動いている事象を瞬時に判断して、撮らなければいけないので、とても難しいことではあるのですが。
(百崎)その辺りがプロとしての存在意義みたいな部分かもしれませんね。
(井上)かつてはニュースカメラマンだけの特権のようだったものが、今はスマホで撮った映像が、ふつうにニュースに流れる時代。むしろその瞬間、現場にいる人にしか撮れない映像もあって、自分たちの存在価値をどう保つか、すごく問われています。ディレクターもどんどん自分で機材を用意して、ある種のきれいな映像も撮れてしまう。ただきれいに撮るだけでは、もう許されない時代なんだと思います。だからこそ、カメラマンがもっと取材者でもあるという意識を持たないと、ディレクターの指示通りに撮る単なるオペレーターになってしまう。なので僕は、構成を一緒に考え、何をどう撮るべきか一緒に考える、そうでないと、本物は撮れないのではないか。自分自身が取材者相手と関係を築いて、相手も自分のことを信じてくれる立ち位置を築かないと、本当の深いシーンは撮れない気がします。
(会場)番組を見た感想です。今、ウクライナで起きていることですが、もしかしたら日本でも起きる可能性があると思いました。自分は勉強が苦手なので、日本の歴史とか分っていなかったのですが、自分の曾祖母が生きていた時にもっと話しを聞いておけば良かったと思いました。
(井上)ありがとうございます。ちょっと嬉しいですね。ウクライナのことを通り越して、自分のこと、自国のことを知ってみたいと、普遍化できるところまで届いたら、本当に意義深いです。番組つくって良かったと思える瞬間です。
(百崎)もう一つ、この質問の裏に隠れているニュアンスとして、カメラマンって賢くないといけないの?という疑問があると思うのですが。ディレクターは当然興味があって取材するし、貴志さんのように専門家以上に詳しい方と仕事をすると、圧倒的に知識、勉強不足を恥じるのですが、まったく臆することはないです。そこから知っていけば良い、視聴者と同じ、最初はウクライナの100 年前のことなんて知らない。でも、そこから知っていくこと、学んでいくこと自体も実はとても楽しいものですよね。
(井上)賢いディレクターとか専門家が、自分の世界だけで作ってしまうと、一般の人が誰もついていけない番組になりがち。平場の感覚ってとても大事。もっと分かっている人じゃないと担当できないと思っていた。でも全然そんなことはなくて、一般の視聴者と同じ感覚で、普通に疑問に思ったこと、分からないことを言えばいい、それが番組作りのヒントになるので、全く臆することはないです。もちろん知らないと撮れないこともあるので、勉強はします。知らないことがダメではなくて、そこがスタート点でいい。やっぱりこの仕事良いなと思いますね。いつまでも面白がれる。貴志さんは65 歳なんですけど、むちゃくちゃ楽しそうでした。もの作りとか番組づくりって楽しいんだと、つくずく思ったんです。それが編集なのか音声なのかディレクターなのかカメラマンなのか、役は違えど、一緒にもの作りをするチーム。ぜひ臆することなく、僕みたいなずぶの素人でもある程度はできたので、皆さんは、もうだいぶ勉強していますから、逆にちょっとリードしてるくらいの状況なので、自信を持ってまずは飛び込んでみてはどうでしょうか。

 

結びにかえて

今回のセミナーは、東北電子専門学校の学生の皆さんに作り上げて頂きました。もの作りに年齢は関係ないというお話しもありました。いつになっても楽しめると。TV はオワコンと揶揄されることもありますが、まだまだ映像文化としては未発達の魅力ある分野だと思います。映像製作は一人ではできず、クルーやチームを組んで行うものでもあり、組織で積み上げてきた膨大な知識や経験によって、成り立っているものです。当協会もそんな映像文化をベースで支える、人と知恵を結ぶような団体として存在できればと思います。ありがとうございました。 (文責:百崎)