映像プロセス部会「サイド・バイ・サイド:フイルムからデジタルシネマへ」 交流研究会 報告
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映像プロセス部会は、日本ビデオコミュニケーション協会(JAVCOM)「技術研究委員会」との共催で、5月13日(月)に交流研究会を開催しました。参加者109名(MPTE 55名、JAVCOM 54名)で、作品上映の後、積極的に意見交換が行われた。
テーマ:映画「サイド・バイ・サイド:フイルムからデジタルシネマへ」で、私はこう考え、こう感じた
開催日:2013年5月13日(月)
会場:富士フイルム西麻布ホール
今回は、日本映画テレビ技術協会「映像プロセス部会」とJAVCOM「技術研究委員会」との交流研究会として、昨年末劇場公開され、映像業界で話題となった映画「サイド・バイ・サイド:フイルムからデジタルシネマへ」を上映し、映画監督・撮影監督・カメラマン・映像機材メーカー・カメラメーカー・映像機材販売代理店・映画製作社・ラボ・ポスプロ等の方々から、この映画をどう捉えたかといった意見交流を目的とした交流研究会をおこなった。
司会進行の森澤担当理事
司会進行の遠藤副委員長
司会進行は、森澤担当理事(レイ)と遠藤副部会長(ナック イメージテクノロジー)が担当。
開会挨拶は、「映像プロセス部会」岸本部会長(東京現像所)より、「部会名称を『フイルム・ビデオプロセス部会』から『映像プロセス部会』に変更し、昨年度より活動している。例年行っている特別部会は、今年50回を数え、6月20日・21日に行う。内容は富士フイルムのデジタル映像撮影現場向け色管理システムIS-100、映画製作でIS-100を運用した現場の話、富士フイルムイメージング事業部の開発の話等を企画しているとの説明があり、本日の交流研究会での成果を期待すると共に、交流研究会会場をご提供頂いた富士フイルム様、映画素材をご提供頂いたアップリンク様、上映機材をご提供頂いたマックレイ様へ、ご協力に感謝する。」との挨拶の後、映画上映に移った。
開会挨拶をする岸本部会長
会場の様子
映画は、俳優であり映画製作の裏側でプロセスの変遷を見て来たキアヌ・リーブスが、自らホスト役となり、映画製作の歴史や現状を、ハリウッドの錚々たる映画監督・撮影監督・編集者・カラーリスト、現像所、カメラメーカー等にインタービューして行くドキュメンタリー映画である。巨匠たちの映画に対する思いや言葉に哲学的な奥深さを感じるシーンや、思わず「そうだよ そうなんだよ。」と頷いたり、プロセスを再認識したり、映像制作の今が詰った映画だった。
上映後、意見交流研究会が行われた。撮影監督・映画監督・カメラメーカー・映像機材メーカー・映像機材販売代理店・カメラマン・ラボ・ポスプロ・映画製作社等から貴重な意見や最新情報などの発言を頂き、交流研究会は無事終了した。
閉会は、日本ビデオコミュニケーション協会「技術研究委員会」大竹委員長より、「昨年暮れから映画「サイド・バイ・サイド」上映研究会企画が立ち上がり、本日開催が実現できたこと、関係各位に感謝する。今後もこの様な交流研究会や勉強会を開催出来たらと感じる。」との挨拶があった。
閉会挨拶:JAVCOM 技術研究委員会 大竹委員長