MPTE第57回勉強会 報告
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1.コンテンツ制作におけるクラウド活用の現在地
2.AWSが提供する最新のメディアエンターテインメント向けストレージソリューション開催日:2022年7月15日(金) 15:00~16:30
開催方法:Microsoft Teamsを使用
講 師:
1. 山口 賢人氏:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 インダストリー事業開発部
2. 中村 智氏: アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 ストレージ事業本部
脇 昌弘氏: ネットアップ合同会社 戦略アライアンス本部
参加者:52名一社)日本映画テレビ技術協会は、近年特に注目を浴びつつあるクラウドを利用したコンテンツ制作とエンタテインメント向けストレージソリューションを取り上げ、アマゾンウェブサービスジャパン合同会社様とネットアップ合同会社様にご協力頂き、勉強会を開催しました。
1.コンテンツ制作におけるクラウド活用の現在地
山口 賢人氏
【アジェンダ】
- クラウド活用のメリット
- コンテンツ制作でのチャレンジ
- クラウドコンテンツ制作の現在地
コンテンツ制作におけるクラウド活用は、コンテンツのインジェスト、アセット管理、編集・ポストプロダクション作業、メディアサプライチェーンの管理まで広範囲に渡っている。
クラウドの特徴である俊敏性、伸縮性、柔軟性、豊富なセキュリティ機能を生かすことで、初期投資を最小限に、アーティストへ高性能な共同制作環境や動的なレンダリング環境などを提供することが可能。
さらには最先端の機械学習やAIなどの技術を活用し、アセット・サプライチェーン管理を自動化、最適化することも可能になってきている。
本勉強会では、クラウドでのコンテンツ制作を実現する、AWSサービス群やパートナーエコシステムとその利点についてお客様事例と共に紹介いただいた。2.AWSが提供する最新のメディアエンターテインメント向けストレージソリューション
中村 智氏
脇 昌弘氏
【アジェンダ】
- メディアコンテンツを抱えるお客様の悩み
- AWSストレージサービス概要
- クラウドを活用したコンテンツ制作について
- コンテンツの保護、コスト最適化について
コンテンツの高画質・高精細化が進み、3次元空間での没入感を提供するイマーシブメディアへのニーズが膨らむ中、コンテンツ配信の方法も多様化しており、制作・消費されている。
コンテンツのデータ量は日々増加している環境の中で、コンテンツの制作、保存、処理、配信をよりシームレスに効率的に行う重要性が高まっており、これらを支えるストレージソリューションには、性能だけではなくデータコストの最適化、インフラ管理の省力化が求められるようになってきている。
本勉強会では、AWSが提供するメディアユースケースに最適な様々なストレージサービス群とその活用事例、また最新のフルマネージド型のファイルストレージサービスの利点と特徴について、戦略的にアライアンスを組んでいるネットアップのユースケースも挟みながら紹介いただいた。