2010年度 第47回 フィルム・ビデオプロセス特別部会
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日 時 : 2010年6月24日(木) 15:00~17:45
会 場 : 箱根 ホテルおかだ 富士の間
参加者 : 42名丸尾副部会長(報映産業)司会のもと、下記の通り行なわれた。
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1.2009年度活動報告
部会長より、7月開催の第46回特別部会、11月開催の第7回映像技術基礎知識セミナー、2回開催した 研究会等、活動報告がなされた。
2.2010年度 部会長・副部会長・運営委員の紹介
部会長に村井邦久氏(ヨコシネ ディーアイエー)、副部会長に丸尾克彦氏(報映産業)が留任、副部会長の森澤克彦氏(マックレイ)が任期満了に伴ない、新たに遠藤和彦氏(ナック イメージテクノロジー)が副部会長に就任し、27名の運営委員にて活動する事が報告された。
3.2010年度活動計画
部 会長より、今年度の主な活動として、特別部会、第8回映像技術基礎知識セミナー、2回の研究会を開催する予定であるとの説明があった。
4. 「デジタル時代のフィルムアーカイブ」
講師:大関勝久氏(富士フイルム㈱ 主任技師)
映画業界の長期保存に対し、デジタル保存とフィルム保存の特徴についての解説がなされ、近年USメジャー作品が、デジタル処理で3色分解して黒白フィルム で保存するようになったことを受け、富士フイルムで新たに開発した「ETERNA-RDS」の紹介と、国内での3色分解及び復元プロジェクト及び海外のプ ロジェクトが紹介された。5.パネルディスカッション
「デジタル時代のフィルムアーカイブへの取り組み」
パネラー : 稲見成彦氏 コダック(株)Entertaiment Imaging事業部技術セクションマネージャー) 遠藤和彦氏 (株)ナックイメージテクノロジー営業本部映像制作特機プロジェクトグループ 大 関勝久氏 富士フイルム(株)主任技師 川俣 聡氏 (株) 東京現像所映像本部映像部デジタルプロセス課副長 木村栄二氏 東映ラ ボ・テック(株)執行役員映像プロセス部部長 清水禎二氏 (株)ヨコシネディーアイエー横浜映像センターフィルム製作課課長チーフ・タイマー 三 浦和己氏 (株)IMAGICAフィルムプロセス部アーカイブ技術担当
司会進行の森澤克彦氏(マックレイ㈱代表取締役会長)により、ラボ4社・フィルムメーカー2社・機材メーカー1社によるパネル ディスカッションが行なわれ、各パネラーの自己紹介の後、フィルムの復元・デジタル化についてそれぞれの立場より解説された。6. 協会報告
村井理事より、去る6月8日に開催した第63回通常総会と2009年度の各賞表彰式の報告、および公益法人制度改革に伴ない、一 般社団法人への移行準備を始めたこと、協会ホームページをリニューアル中であるとの報告があった。また例年通り「技術開発賞」「映像技術賞」公募等に関す る報告がなされた。
*今回の特別部会の講演内容は、映画テレビ技術10月号において詳細に報告致します。