河野氏は冒頭クラウド導入のメリットとして、一般的にはコスト削減、運用管理負担の軽減、時間や場所を問わず作業ができる、データ共有が簡単にできる、といったことが挙げられるが、当社としては、

• 強固なセキュリティー対策
• レスポンスの速さ・適切な画質
• 多様な利用形態
• ベンダー間・システム間の連携・統合・融合

をクラウドコンソールceacaaで実現する、と説明された。
次にNLEとの連携に関して、ネット環境、一般的なノートPC、対応ブラウザーだけで自宅や社外から動画編集ができる、(NLE on ceacaa)。
編集画面やプレビュー画面を遠隔地から即時確認できる、(Preview on ceacaa)。
ソニー社のサービスC3 Portal経由で映像をリアルタイム追いかけ編集できる(開発中)、といったソリューションの紹介があった。

ceacaaを入口としたクラウドワークフローはデータセンター、パブリッククラウドを利用するパターンに分かれるが、前者は必要機能をセンター内で環境構築し､社内から一般的なノートPC+専用回線を利用してセンター内の各機能を活用でき、後者は必要機能の一部をフルクラウドでサービス化することにより、一般的なインターネット回線とブラウザーを利用した運用や、他社ラクウドサービスとの連携を可能にするといった求められる用途に対応できるクラウドコンソールであると紹介。

また、ceacaaは外部サービスとの連携も図っており、伝送、ストレージ、編集、制作の領域において自社だけでなく他社のシステムとの連携も実現していくとの説明があった。
その後、技術担当者との質疑応答と実機によるデモンストレーションが行われ、実際に操作していただくことにより、より理解を深めて頂くことができた。　

講師の河野　準氏

会場の様子

技術担当者とのQ&A

実機によるデモ

【会員限定コンテンツを公開中！】